Windowsのバージョンと対応officeの互換性って知っている?

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古いWindowsを使っているけど、Officeの新しいバージョンって使えるの?そんな疑問をお持ちではありませんか?実はWindowsのバージョンとOfficeのバージョンには互換性があり、組み合わせによっては古いOfficeしか使えなかったり、新しいOfficeが快適に動作しないことがあるんです。

この記事では、WindowsとOfficeのバージョンごとの互換性を初心者向けに徹底解説。Windows12は、2025年秋(7月〜10月の間)にリリースされる可能性が大きいですね。

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Windowsのバージョンとofficeの互換性って?

パソコンの能力

WindowsのバージョンとOfficeのバージョン、それぞれの組み合わせによって互換性が大きく変わるってご存じですか?古いWindowsに最新のOfficeをインストールしようとしても、動作が不安定になったり、最悪の場合インストール自体ができないこと。

WindowsのバージョンとOfficeのバージョンの互換性をに解説していきます。

そもそもofficeとは

「Office」ってよく聞くけど、一体何ができるの?そんな疑問をお持ちではありませんか?Officeとは、マイクロソフト社が提供するビジネス向けソフトウェアの総称です。文書作成、表計算、プレゼンテーションなど、ビジネスシーンで必要不可欠なツールが揃っています。

特にWindowsユーザーにとっては、長年親しんできた定番ソフトですよね。

office画像

officeは以下の通りです。

  • Word:ワードプロセッサとして知られるMicrosoft Wordは、文書作成
  • エクセル:Microsoft Excelは、数値データの入力、プログラミング、計算、分析を行うための優れたツール
  • outlook:電子メールやスケジュール管理など、ビジネスコミュニケーションに必要な機能を提供するメールツール
  • PowerPoint:プレゼンテーション作成ソフトウェアのMicrosoft PowerPointは、魅力的なスライドショーを作成するためのツール
  • Accece:膨大なデータを扱うデータベースなどのソフト

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Windowsのサポート期間とは

マイクロソフト社の製品には、製品発売後に5年間のメインストリームサポートと、延長5年間のサポート期間があるんですよ。

サポート期間が過ぎてしまうと、セキュリティ更新プログラムなどのサポート受けられなくなるので注意しましょう。

サポート期間を過ぎて使い続けると、セキュリティ面で非常に危険な状態なんですよ。

どんな危険があるかと言えば・・・

  • ウイルスからの攻撃に耐えられない
  • ウイルスに感染し、個人情報を盗まれる
  • ウイルスに感染し、パソコンを使えなくなる

などの危険があります。

メインストリームサポートとは

メインストリームサポート(Mainstream Support)は、Microsoftが提供する製品のサポートプログラムの一部であり、製品の一般的な機能サポートを提供する期間です。

以下にメインストリームサポートの主な特徴と提供内容を説明しますね。

サポートコンテンツメインストリームサポート延長サポート
サポート期間リリース後5年間メインストリーム終了後の期間
問い合わせサポート〇(利用可能)×(提供なし)
ホットフィックス〇(提供あり)×(提供なし)
セキュリティアップデート〇(提供あり)〇(提供あり)
公式ドキュメント・リソース〇(提供あり)△(限定)
新機能の提供〇(追加の可能性あり)×(提供なし)

ホットフィックスとは

ホットフィックスとは、ソフトウェアの不具合やセキュリティ問題を迅速に修正するための緊急アップデートです。バグ修正や脆弱性対応、パフォーマンス向上などを目的とし、通常の定期アップデートとは異なり、必要に応じて即時適用されます。

特に企業システムやWindowsなどのOSでは、重大な問題を防ぐために重要視されます。

ホットフィックスについては以下の通りです。

ホットフィックスの種類内容
バグ修正ソフトウェアの不具合や誤動作を修正するための更新
パフォーマンス向上システムの動作速度や安定性を改善するための最適化
互換性向上他のソフトウェアとハ​​ードウェアとの互換性を向上させる修正
セキュリティ修正既知の脆弱性を修正し、攻撃からシステムを保護
機能改善これまでの機能の動作を向上させ、互換性を高める修正
緊急対応重大な問題が発生した場合に迅速に適用される修正

Windowsのサポート期間とは

Windows のサポート期間とは、Microsoft が提供する更新プログラムや技術サポートを受けられる期間のことです。

サポートは「メインストリーム サポート」と「延長サポート」の 2 段階に分かれ、前者では新機能の追加や問い合わせ対応が含まれます。後者ではセキュリティ更新のみ提供され、一般的なサポートは受けられません。

サポート終了後は脆弱性リスクが高まるため、最新の Windows へ移行することが推奨されます。

Windowsのサポート期間は以下の通りです。

OS発売日サポート期間延長サポート期間
Windows XP2001年11月16日2009年4月14日2014年4月8日
Windows Vista2007年1月25日2012年4月10日2017年4月11日
Windows 72009年10月22日2015年1月13日2020年1月14日
Windows 8.12013年11月13日2018年1月9日2023年1月10日
Windows1 102015年7月29日2025年10月14日
Windows 11(21H2)2021年10月4日2023年10月10日
Windows 11(22H2)2022年9月20日2024年10月8日
Windows 12Microsoft公式発表なし

Wndowsのバージョンとofficeの互換性

Windows のバージョンと Office の互換性は、スムーズな業務環境を維持するために重要です。最新の Windows では、最新の Office バージョンとの互換性が確保されていますが、古い Windows では一部の Office 機能が制限される場合があります。

互換性一覧は以下の通りです。

OSoffice
Windows xpoffice2010まで
Windows Vistaoffice2002~office2010まで
Windows 7office2002~office2016まで
Windows 8office2003~office2016まで
Windows 10office2003~office2019(office2019は、Windows10のみ)
Windows11office2016~office2021

officeのサポート期間

Office のサポート期間は、Microsoft が提供する更新プログラムやセキュリティ対策を受けられる期間のことです。 通常、Office の永続ライセンス版は発売から約 10 年間サポートされ、前半の「メインストリーム サポート」では機能更新も含まれますが、後半の「延長サポート」ではセキュリティ更新のみとなります。

サポート終了後は脆弱性リスクが高まるため、Microsoft 365 などの最新バージョンへの移行が推奨されます。 Office のサポート期限を確認し、安全に使い続けましょう。

各Officeのサポート期間は以下の通りです。

office発売年サポート期間延長サポート期間
Office20212021年2026年10月13日延長サポートなし
Office20192018年2023年10月10日2025年10月14日
Office20162015年2020年10月13日2025年10月14日
Office20132013年2018年4月10日2023年4月11日
Office20102010年2015年10月13日2020年10月13日
Office20072007年2012年10月9日2017年10月10日
Office20032003年2009年4月14日2014年4月8日
Office XP2001年2006年7月11日2011年7月12日
Office20001999年2004年6月30日2009年7月14日

Office とMicrosoft 365は何が違うの?

office2019とMicrosoft365

OfficeとMicrosoft 365の違いは、購入方法と更新サポートにあります。Officeは買い切り型で、一度購入すれば永久に使用できますが、新機能の追加やサポート期間に制限があります。

一方、Microsoft 365は月額または年額のサブスクリプション型で、常に最新の機能やセキュリティ更新が提供されます。さらに、クラウドストレージのOneDriveや複数デバイスでの利用も可能。常に最新環境で快適に作業したいなら、Microsoft 365がおすすめです。自分に合ったプランを選びましょう。

Officeのメリットとは

Office の最大のメリットは、一度購入すれば費用がかからず少し使えるポイントです。 サブスクリプション不要の買い切り型のため、コストを抑えたい方に最適です。

また、インターネット接続がなくても利用できるため、安定した環境で作業できます。 特に、基本機能が変わらないため、長年使い慣れた操作感を維持できるのが魅力です。 法人向けにも適しており、特定の業務に最適化したバージョンを選ぶことが可能です。

officeのデメリットとは

Office の対策は、新機能の追加やサポート期間に制限があることです。買い切りのため、一度購入すれば追加費用はかかりませんが、新しいバージョンが出ても自動アップデートされず、最新機能を使うには再購入が必要です。また、セキュリティ更新もサポート期間内のみ提供され、期限が切れるとリスクがございます。さらに、クラウド連携機能が限定的なため、複数デバイスでの利用には不向きです。常に最新の機能を使いたいならMicrosoft 365がおすすめです。

Microsoft365はサブスクリプション版

Microsoft 365 は、常に最新の Office アプリが使えるサブスクリプション版です。単独または年額制で、Word や Excel、PowerPoint など常に最新バージョンに自動更新されます。

さらに、1TB の OneDrive クラウドストレージや複数デバイスでの利用が可能で、テレワークやチーム作業にも最適です。買い切り型の Office とは異なり、セキュリティ更新も継続的に提供されるため、安全に利用できます。

Microsoft365のメリットとは

Microsoft 365は、常に最新のOfficeアプリが使えるだけでなく、クラウドストレージや高度なセキュリティ機能も利用できる点が魅力です。場所やデバイスを選ばずに作業でき、チームでの共同作業もスムーズに行えます。

常に最新の機能が使えるため、業務効率が向上し、生産性の高い働き方を実現できます。

Microsoft365のデメリットとは

Microsoft 365はサブスクリプション契約のため、月額または年額の費用が発生します。長期間利用する場合は、買い切り版のOfficeよりもコストが高くなる可能性があります。

また、常にインターネット接続が必要なため、オフライン環境では機能が制限されます。さらに、自動アップデートによりインターフェースや機能が予告なく変更される場合があり、慣れるまでに時間がかかることもあります。

Windowsのバーションと対応officeのまとめ

WindowsとOfficeのバージョン、どれが最適?互換性で悩む方に、最新情報をコンパクトにまとめました!Windows 11には最新のMicrosoft 365がベストマッチ、各Windows での対応Officeバージョンも解説しました。

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