ExcelのマクロのVBAプログラムの基本構造って知っている?これだけ分かれば十分

プログラムの説明

今回はさらにプログラムの基本構造についての情報を配信していきたいと思います。

今回のキーワード「Excel マクロ」です。

マクロは「プログラム」という手順書のようなものです。 Excelに「最初にこういう操作をして」「次にこういう操作をして」と指示を与えることで、Excelが自動的に作業をしてくれるのです。

Excelのマクロのプログラムの基本構造って何?

プログラム画像

いきなりプログラムの基本構造から?身構えなくても大丈夫ですよ。

プログラムの基本構造は、作業手順を順番に書いたり、同じ手順を何度も繰り返したり、条件によって手順を変えたりすることができることです。

これによって、Excelを使ったさまざまな作業を自動化することができます。

ExcelのVBA(プログラム)の基本形

それでは、プログラムの基本形から説明していきます。

プログラ入力準備をしましょう

  • 新規のエクセルを開く
  • 開発タブをクリック
  • Visual Basicをクリック
  • 挿入をクリック
  • 標準モジュールをクリック
  • エディタが開く

どうですか?エディタを開くことができましたか?

エディタとは下記の画像のプログラムを書く表のことです。

出来ない場合は、上記の記事を参考にしてくださいね

エディタが開いたら下記のプログラムを書いてみてください。

マクロの説明

用語

  • プロシージャ名:プログラムの名前ですね。
  • プロシージャ:処理のかたまり。
  • インデックス:スペースです。プログラムを分かりやすくするため。

これがプログラムの基本形となります。

コメント入力って何?

コメントは、プログラムの説明を書くところです。なんの処理をするのかを説明する目的があります。

コメントがあることで、修正者にプログラムを修正する時にも、配慮され分かりやすいプログラムとなります。

マクロの説明

ステートメントって何?

ステートメントは、命令の最小単位です。

マクロの説明

Excelのマクロでのプログラムで変数の宣言って何?

プログラムの説明

変数の宣言は、その箱の名前と何を入れるかを教えることです。箱の名前はプログラムで使う名前です。

箱の中に入れるものは、数字や文字など様々な種類があります。箱に入れるものの種類によって、箱の作り方(箱の種類)も変わってきます。

変数の宣言は、プログラムの中で最初に行います。これによって、プログラムがどんな情報を扱うかを明確にし、プログラムをスムーズに動かすことができます。

変数の宣言と代入って何?

変数の宣言は、箱の名前と何を入れるかを教えることでしたね。

箱の名前というのは、変数にあたるものです。変数は自由に決めることができますがルールがあります。

変数のルール

  • 英数字を入力する:a、x、y、x1、apple
  • 先頭に数字を使えない:1a、1x、1y
  • 先頭に「_」(アンダーバー)を使えない:_x、_y
  • 「_」アンダーバーが使える:a_b、apple_cake

関数の説明

宣言の書き方はどうすればよいの?

変数宣言の書き方について進めて行きたいと思います。

新しいエクセルを準備してくださいね。

下記の画像のように入力してください。

マクロの説明

マクロの説明

マクロを保存

先ほど保存したエクセルを開いてください

マクロの手順

マクロの実行手順

マクロの実行結果

メッセージボックスが表示されましたね。「OK」をクリックすればメッセージボックスは消えます。

Excelのマクロのプログラムで変数とデータ型って何?

プログラム画像

変数にはどうような数値でも入れることができますが、数値を入れるためのルールがあります。

どうようなデータ型があるのか見ていきましょう。

数値を入れるためのデータ型って何?

データ型には次のようなものがあります。

データ型データ型
読み方
入る値の範囲
バイト型Byte
(バイト)
0~255
整数型Integer
(インテジャー)
-32768~32767
長整数型Long
(ロング)
-2147483648
~2147483647
単精度浮動
小数点数型
Single
(シングル)
±3.4×10^38
~±1.4×10^-324
倍精度浮動
小数点数型
Double
(ダブル)
±3.4×10^308
~±4.9×10^-324

マクロの書き方として

新しいエクセルを開けてください

下記のプログラムをコピーして貼り付けも問題はありません

Sub Data()
    Dim x As Byte
    Dim y As Integer
    Dim z As Double
    
    x = 255
    y = 200
    z = 3.1415
    
    MsgBox x
    MsgBox y
    MsgBox z

    
    
End Sub

マクロの説明

プログラムを書けたら実行してみてください。

マクロの実行結果

「OK」をクリックすると次々と変わっていくのが分かりますよね。

まとめ

マクロの基本は、基本構造から入っていきましょう。

  • 基本構造
  • 変数宣言
  • コメント
  • 変数
  • データ型

最初はこれだけ分かれば、簡単なマクロが書けます

ありがとうございました

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