Excelのマクロのプロシージャを理解して実践的なプログラムを書く!

Excelのマクロは、日々の業務を効率化する強力なツールです。しかし、マクロを使いこなすには、プロシージャの概念を理解することが不可欠です。
本記事では、Excelマクロのプロシージャについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。プロシージャの種類や役割、作成方法を学ぶことで、Excelでの作業を自動化し、より高度な処理を可能にします。
目次
Excelのマクロのプロシージャって何?

プロシージャとは、「やってほしいことのリスト」みたいなものです。 例えば、お母さんやお父さんが「朝ごはんを食べて、歯を磨いて、学校に行く」というリストを作るのと同じです。


プロシージャはどんな種類があるの?
エクセルには大きく分けて2つのプロシージャがあります。
- Subプロシージャ:何かをやるためのリスト(やったことはそのままで返さない)。
- Functionプロシージャ:何かをやって、その結果を返すリスト。
Subプロシージャはどんな書き方?
Subプロシージャは、エクセルに「これをやってね!」とお願いするためのリストです。例えば、エクセルのシートに「こんにちは!」と書いてほしい時に使います。

Functionプロシージャはどんな書き方?
Functionプロシージャとは、エクセルに「これをやって、結果を教えて!」とお願いするための命令書のようなものです。例えば、お母さんが「テストの点数を全部足して、合計を教えてね」というのと同じです。


プロシージャを書いてみよう!Subプロシージャ
エクセルを開いてVBAエディタを開いてみましょう。下記のコードをコピーして貼り付けてください。
Sub ShowMessage()
MsgBox "こんにちは!"
End Sub

標準モジュールを選択

VBE表示

コードを書く

保存場所の方法

保存したエクセルを開いてきださい

マクロを選択

下記のように表示されれば成功です

「OK」ボタンをクリックすれば消えます。
プロシージャを書いてみよう!Functionプロシージャ
エクセルを開いてVBAエディタを開いてみましょう。下記のコードをコピーして貼り付けてください。
Function AddNumbers(number1 As Integer, number2 As Integer) As Integer
AddNumbers = number1 + number2
End Function
VBAエディタでの編集が終われば、エクセルに戻ってください。
エクセルのセルに「=AddNumbers(5, 3)」を張り付けてみてください。
※「」は、含めずにコピーしてくださいね。

「8」が表示されれば成功です。
Excelのマクロでプロシージャの呼び出しって何?
プロシージャの呼び出しは、エクセルに「この命令書を実行してね!」とお願いすることです。例えば、お母さんが「ご飯を食べた後にお皿を片付けてね」と言うのと同じ感じですね。

Excelのマクロでプロシージャを呼び出してみよう!
それでは、さっそくプロシージャの呼び出しをやってみよう。
エクセルを開いてVBAエディタを開いてみましょう。
呼び出し先のマクロを作成しよう。
下記のコードコピーし、VBAエディタに貼り付けてください
Sub ShowMessage1()
MsgBox "はい、こんにちは!"
End Sub

上書き保存してください
次に、呼び出し元のマクロ開いてください。

Callステートメントを追加し、上書き保存してね

エクセルに戻って、開発タブから進めていく

Callが呼び出されるよ

どうですか?できました?
まとめ
プロシージャとは、やってほしいリストみたいなことです。
Callステートメントとは、呼び出し元に「Callステートメント」を記入し、呼び出し先のマクロを書きます。
そして、Call(呼び出し)で呼び出し先のマクロを実行される便利機能です。
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