エクセルでも低コストで効率的な在庫管理が可能なのは知ってた?

今日は、エクセルで効率的な在庫管理の方法を配信していきたいと思います。

本日のキーワードは、「エクセル　在庫管理」です。

在庫管理は、生産管理の一つで非常に重要な管理なんですよ。

お金をかけずに、今すぐ在庫管理を始めたい人に記事を配信したいと思います。

①在庫管理の目的、②在庫管理で大事な点、③簡単にすぐ始めることが出来る在庫管理の方法

在庫管理について3点を、エクセル2019で説明を進めていきます

エクエルでも効率的な在庫管理って可能なの?

今日は、エクセルでも低コストで効率的な在庫管理が出来る方法を配信したい思います。

在庫管理の方法も、会社によっては紙で管理している場合もあると思いますが、商品数が少なければ紙管理でも問題はありません。

しかし、商品数が100以上もあれば、紙管理ではさすがに大変ですよね。

紙管理からパソコン管理に切り替えることで、管理が凄く楽になります。

そもそも在庫管理って何?

在庫管理って何？って思っている人もいると思いますので説明していきたいと思います。

在庫管理なら知っているよって人は、飛ばしてくださいね。

在庫は資産なんですよ。つまり、在庫を売ることで現金化できるものなんですね。

製造業なら製品を製作して販売しますよね。

製品を組み立てる時に、必要な部品を必要な時に準備しますよね。

在庫を常に適正な状態に保つために在庫管理を行います。

そして、常に過剰な在庫や在庫不足が発生しないように、把握できるようにすることで適正な経営が可能なんですね。

過剰な在庫で経営を圧迫しない。

在庫不足で売れる製品のチャンスを見逃さない。

これが、在庫管理のざっくりとした目的なんですね。

エクセルでの在庫管理のメリット

エクセルでの在庫管理のメリットは、3つあります。

• 簡単に始めることが出来る
• 紙管理と比較すると管理が簡単
• 低コストで導入できる

簡単に始めることができる

パソコンのOSがWindowsなら、エクセルがインストールされていると思います。

エクセルならすぐに始めることが出来るからです。

紙管理と比較すると管理が簡単

紙でも在庫管理は出来ますが、商品数が多いと在庫数を正確に把握することが難しくなります。

紙管理だと、入出庫の履歴を管理するのが難しく、履歴から在庫に反映させるのに手間がかかります。

エクセルだと、入出庫の履歴が簡単に出来て、在庫に自動反映できるのですよ。

低コストで導入できる

エクセルなら、インストールされていると思いますのですぐに始めることができますよね。

また、在庫管理システムを導入するとなるとコストが高いため気軽に導入できない面もあります。

エクセルでの在庫管理のデメリット

エクセルでの在庫管理は、低コストで気軽始めることが出来ますが、エクセル管理でのデメリットもあります。

エクセルは、大規模な在庫管理は出来ないんですよ。

社内のみでの在庫管理ならエクセルでも可能なんです。

会社と工場を共有するような大規模な在庫管理はエクセルではできないのです。

大規模な在庫管理を行うために必要なもの

• サーバー
• データベース
• 在庫管理システムを構築

規模によりコストも数十万～数千万円かかります。

エクセルで在庫管理する場合に大事なことって何?

エクセルで在庫管理する場合に大事なことは

• 入出庫の履歴を入力する
• 在庫の状態がすぐにわかる
• 操作が簡単なこと

エクセルで在庫管理システムを構築することが目的ではないですよね。

会社が儲かるチャンスを見逃さないためですよね。

入出庫の履歴を入力する

在庫管理で大事なことは、入出庫の履歴を記録することです。

なぜかと言うと、誰が在庫に入庫の記録し、在庫から出庫したかを記録を残さないと、記録した？記録していない？

入出庫の履歴を記録しなければ、正確な在庫を把握できないためなんですよ。

だから、在庫の入出庫の履歴を必ずしましょう。

在庫の状態がすぐにわかる

在庫管理の目的は、儲けるチャンスを見逃さないためですよね。

• 在庫の状態を明確にし無駄な発注をしない
• 在庫の状態を明確にして欠品状態を防ぐ

操作が簡単なこと

在庫管理が目的ではありませんよね。

在庫の状態を把握し儲けることが在庫管理の目的ですよね。

誰でも簡単に操作できる在庫管理をめざしましょう。

エクセルによる在庫管理ってどうすればいいの?

長くなりましたがエクセルでの在庫管理の方法を説明したいと思います。

エクセル2019で説明を進めていきます。

商品マスターを作成します

シートに「商品マスター」を作成します

入出庫管理表を作成します

在庫管理表を作成します

在庫管理表に上記のように入力する

在庫管理表でボールペンの「入庫数」を求めます

関数SUMIFSでボールペンの入庫数「5」の求めかた

• 合計対象範囲を選択します
• 「入出庫管理シート」を選択し、数量を選択するD2～D5
• 条件範囲1を選択し、「入出庫管理シート」を選択し商品名を選択するB2～B5
• 条件1を選択し、「在庫管理表シート」を選択して、ボールペンを選択するA2
• 条件範囲2を選択し、「入出庫管理シート」を選択し入出庫を選択するC2～C5
• 条件2を選択し、「在庫管理表シート」を選択して、入庫を選択するB2
• 「OK」を選択する
• ボールペンの入庫数が自動計算される

関数SUMIFSでボールペンの出庫数「1」の求めかた

• 合計対象範囲を選択します
• 「入出庫管理シート」を選択し、数量を選択するD2～D5
• 条件範囲1を選択し、「入出庫管理シート」を選択し商品名を選択するB2～B5
• 条件1を選択し、「在庫管理表シート」を選択して、ボールペンを選択するA2
• 条件範囲2を選択し、「入出庫管理シート」を選択し入出庫を選択するC2～C5
• 条件2を選択し、「在庫管理表シート」を選択して、入庫を選択するD2
• 「OK」を選択する
• ボールペンの出庫数が自動計算される

在庫数を求める

「入出庫管理表シート」の履歴が在庫管理表に自動反映されました

お疲れ様でした

これで簡単ですが在庫管理表が完成です

まとめ

簡単な在庫管理表ですが、在庫の状態が把握できるようになりましたよね。

在庫管理の目的は、最適な在庫を維持することで儲けるチャンスを見逃さないことですよね。

在庫管理表の作成手順

• 商品マスターを作成する（データは重複してはいけません。）
• 入出庫管理表を作成する（入出庫の履歴を記録する）
• 在庫管理表を作成する（在庫の状態を把握する）

エクセルなら、低コストで在庫管理が可能なんですね。

ありがとうございました